こんにちは!静岡県藤枝市岡部町のさのさんちです!
なんだか暑い日が続いたと思ったら急に寒くなったり雨がずっと続いたりとわけのわからない日が続いてますね。
みなさん体調は崩されてませんか?僕はまったく問題なく生きてます!!(笑)
さて本日はさのさんちが認証を受けている「JGAP」についてお話します。なんでわざわざ話しをするのかというとこの認証についてまだまだ知ってる人が少ないからです。少しでもこの認証に対して理解していただけるとありがたいからです。

GAPってなに??
GAPとは「Good Agricultural Practices」の頭文字を取った略字。「安全で環境にやさしい農業を行っている証明」という認証です。このGAP認証はカテゴリーがあってJGAP(JAPAN)ASIAGAPがありますがさのさんちはJGAPを取得しています。
どういう基準があるの?
①食の安全(農薬・肥料の適切な管理、衛生管理)
②環境保全(水や土の適切な管理、ごみの処理方法など)
③労働環境の安全(作業事故の防止、働きやすい環境作り)
④トレーサビリティ(生産履歴の記録・管理)
ほんの一部ですがこんな感じです。作物の種は安全か?どうやって生産されているのか?働き手はどうやって作業するのか?といった作物と作業する人に関わるものすべてにマニュアルを作り実行したら記録をしていく。安全証明が必要な書類をしっかり保管する。ほんとめちゃくちゃやること多くて頭が混乱しますよ(笑)
ただこれらをクリアしたら「安心・安全」のマークであるJGAPマークが使えるようになります。
なんでJGAPを取得したのか?
個人農家でJGAPを取得するってあまり聞いたことがありません。だいたい団体(お茶とか)で必要、法人なのでとか取引先の関係(あまり必須ではないことが多い)でって方がほとんど。なぜ普及していないかというと「認知度が低い」「取得するのに費用と時間がかかる」「取得して販売の値段に反映されない」など意見が多いです。そんな中なぜさのさんちは取得したのか?
シンプルに「安心・安全な作物」を皆さんにお届けしたいからです。
みなさんは野菜を買うときに「この野菜がどんな環境でどうやって作られているのか?」考えたことありませんか?
購入する際に「安心・安全」のマークが入っているのないのとでは印象がだいぶ違いませんか?
だからってGAP認証を取得していない野菜がだめだと言っているわけではありませんよ。
あくまで僕の個人的な主観で自分自身の作物の「安心・安全」を証明するためにあったほうがいいと思ったので取得したまでです。
ただ、取得するまではほんときつかったです。日々の業務の合間に認証基準に沿った農場にしていくので途中挫折しそうになりました(笑)基準の項目がめちゃくちゃ多いし、そんなとこまで考えなきゃいけないの?って感じでしたよ。
僕は今後このマークのシールを作物の袋に貼っていきます。それがさのさんちの作物の付加価値ですから。
最近では学校給食、大手スーパーでもGAP認証の作物は選ばれるようになりました。東京オリンピックや間もなく開催される大阪万博への作物の提供、輸出する際にもGAP認証は役立ちます。。へぇ~って感じでしょ?
まとめ
さのさんちの野菜はJGAP認証の「安心・安全」な野菜。
どこで買おうかな?と迷ったらJGAP認証農場のさのさんちを思い出してくださいね。
これからも旨くて安全な野菜をお届けできよう頑張ります。
ちなみに来月はJGAPの更新審査です。色々やることあるぞ~!
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