こんにちは!静岡県藤枝市岡部町のさのさんちです!!
もうすっかり夏日の気温になってきちゃいましたね。農業だけではなく人間も急激な温度変化についてくのが精いっぱいですよね。
先日新聞を読んでいたらすでに各地で農作物の被害が出ているという情報がありました。
まず和歌山県の「梅」です。
昨年は暖冬の影響もあり過去35年の中で最も不作の年だったようです。
恐らく梅農家さんは去年の天候を教訓として今年に挑んでいるはずです。しかしその梅ですが今月「雹」が降りました。どうやらこの雹による被害が半端なかなったみたいですよ。
なんと被害額が「47億円!!!」
おったまげぇ~!!ですよね。
過去10年で最も深刻のようです。これどうすんの??
まさに今から始まるって時にこれはめちゃくちゃキツイよ。マジ参ります。

写真の梅はうちのです(笑)
この状態で雹が降ったらそりゃどうしようもできないよ。
まだ収穫まで時間があるのでダメージを受けた「梅」を加工するなりできるよう売り先を確保して努力が「0」にならないように祈ります。
またお米も大変です。ある地域では「早期米」を作っているようですが現在植え付けができないようです。その原因は「雨」不足により田んぼに水がない状態のようです。なので今年は「普通米」に切り替えるか「休耕(お休み)」にするかの2択のようです。
ちなみに面積はどれくらいかというと45ヘクタール(東京ドーム9個分)です。
これまたいい感じの規模ですよ。うちの何倍やってるんですか!!(笑)
僕はお米を作ったことないのでわからないのですがもし「普通米」に切り替えてなんとかなるなら頑張ってやってほしいです。ただ切り替えることにより資材、計画、販路などが変わってくることもあります。無事いい方向に行くことを祈ってます。

最後にお伝えしたいのは「気温」ですよ。
こちらはまだ被害が出ているわけではありません。ちなみにうちの「とうもろこし」はいたって順調です。
ただどうやら5月3日から平均気温が例年に比べて「2℃」上昇するという予報が出てます。今でこそ暑い日で25℃ありますよ。ってことは30℃くらいまでいっちゃう日があるかもしれませんね。そうなると「とうもろこし」の収穫が昨年よりさらに早まる恐れがあります。
まじ恐ろしい。
とうもろこしって90日タイプや83日タイプって感じで種を蒔いてから収穫までのおおよその日数があるんです。ただこれはあくまで目安です。平均気温が20℃がずっと続けばこの通りですがそんなことありえませんよね。ましてや今年はさらに暑くなるって予報が出てますので収穫が早まるのは確実なのがわかります。
収穫のタイミングが遅くなると「採り遅れ」といってとうもろこしが固くなって美味しくなくなるし、さらに「しなび」といって実がしわしわになって食べれる状態ではなくなります。なのでよく観察していないといけません。
このように「天気」とのお付き合いがなかなか大変です。こちらがなんとかできるものではないですし。ただ今後この天気とうまくお付き合いできた農家さんは生き残っていけるでしょう。僕もその一人になるはず(笑)
お米も野菜も高くなるのは当然です。だってこの状況を乗り越えて作られてますからね。ほんと農家さん必死です。
お互い熱中症にならないよう適度に頑張りましょうね。
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